3月1１日、WHO(世界保健機関)が、新型コロナウイルスによるパンデミックを宣言。
これに伴って、3/13、テニス界もプロツアートーナメントを、すべてキャンセル。1月半ばでは、「ウイルスで中国人選手は大変だ」くらいの認識でした。
ですが、2月のタイでは空港での厳しいチェック。WTA大会も感染対策を施したものとなりました。 アジアが大変、と思っていたら、一気にヨーロッパ・アメリカが急変。世界の状況が一変しました。

3/17、遠征先のオーストラリアより、急遽帰国。
先が見えない状況の中、すべきことを模索し、「今やること」に努める日々を送りました。
アスリートとして、制約の中でも工夫によって、心身を鍛える歩みを止めることはありませんでしたが、「ウイルス」という大波に不安と緊張を強いられる毎日となりました。
ツアーを回る日常から、STAY HOME、という変化の中で、この時間を使って、WEBサイトの立ち上げを思い立ちました。
SNSを使っての発信はおこなっていましたが、テニスを仕事としてとらえる立場で、より確かな発信をしたいと思っていました。 3年目に入りますが、愛媛のスポーツ雑誌「Edge」でのコラム連載もそのひとつです。

このWEBサイトの完成に合わせて、ツアーの再開も少しずつ見えてきました。
プロテニスは世界でひとつのシステムの中で、運営されています。コロナウイルスの影響は、渡航も含めまだまだ大変な状況の為、ツアーの予定が確定、というところには至っていません。
ですが、このサイトにて、「華谷和生」そして「テニス」を発信していきたい、と思います。

今後共、応援の程、どうぞよろしくお願いいたします。

（N.H）