新しいシーズンが始まりました。
Covid-19に揺れたツアーも落着きを取り戻しつつ、新しい、大会レギュレーションも取り入れていくようです。
ITF女子ツアーでは、新しく賞金総額$40,000の大会が取り入れられました。
これで、ITFのグレードは$15K・$25K・$40K・$60K・$80K・$100Kとなります。
予選も$40K以上は、3タイブレークセットに戻り、WTAポイントもそれぞれに応じて取得できます。

ポイント表など細かいレギュレーションは、なかなか発表されず、予想してスケジュールを組む、というスタートとなりました。
完璧に整えなくても、まずスタートする！

さまざまな変化の激しい時代、とても大切なことのように思えます。
海外ツアーに出始めた9年前、移動アプリなどはなく、見知らぬ国でタクシーを拾う緊張感。食べ物もどこで探せばいいのか、ということもありました。
今は、UBERやLYFTなどのアプリで、行先や料金の不安もほぼ解消され、MAPアプリで周辺の情報を得たり、食事のデリバリーアプリの利用で、時間の使い方も変わりました。

私達が回っている何年かでも、変化は常にあります。ましてや、20年、30年前でしたら、インターネットもまだ今の状況ではなく、エントリーもFAXであったり、もっとさかのぼれば、郵便・船や列車移動だったりの時代があるわけです。
visaの取得なども、国によっても違いはありますが、オンラインに変化しており、入国審査なども、先にオンライン登録を済ませ、パスポートと顔認証手続きなど、流れがよくなると同時に、変化についていくのが大変であったりもします。
飛行機の搭乗手続きなども、定期的に乗っていないと、戸惑ってしまうと思います。

その時代毎の大変さがあると思います。日本を離れ、各国を回ることで、より、その変化と多様性を感じるように思います。

どんな仕事でも、「現場」でしかわからないこと、感じ取れないことがあるのではないでしょうか。
そして、刻々と変化がある・・・「私の若いときは・・」経験が大切なこともありますが、単純にデバイスの操作ができなかったり、自分ができること、できないことの見極めをしつつ、若い世代から学ぶ姿勢は持ちたいものです。

今年もスタートはチュニジアからとなります。
$25Kと$40Kの組合せで、連続して同じ地でスケジュールできることで、選びました。
今回は、Nagi一人での遠征です。
ライブストリーミングがないこともあり、試合を含め大会画像が、あまりありませんが、
ここから、しっかり羽ばたいていきたいと思います。

（Mayumi.H）

1/2~1/8
ITF $25K Monastir(TUN)
☆シングルス
本戦1R 46/26 Iryna Shymanovich(RUS) 🇷🇺
☆ダブルス(with M.Zhabrailova 🇷🇺 )
1R 62/46/7-10 L.Marandel/A.Tubello (FRA) 🇫🇷

1/9~1/15
ITF $40K Monastir (TUN)
☆シングルス
本戦1R 64/61 Nana Kawagishi (JPN) 🇯🇵
2R 26/16 Sakura Hosogi (JPN) 🇯🇵
☆ダブルス(with A.Prisacariu 🇷🇴 )
1R 67(4)/67(4) G.A.Craciun(ROU) 🇷🇴/S.Nahimana(BDI) 🇧🇮

1/16~1/22
ITF $40K Monastir (TUN)
☆シングルス
予選1R BYE
2R 57/64/62 M.Zhabrailova (RUS) 🇷🇺
本戦1R 57/63/36 LucijaCric Bagaric (RUS) 🇷🇺
☆ダブルス(with S.Hosogi (JPN) 🇯🇵 )
1R 06/16 A.Prisacariu (ROU) 🇷🇴/S.Nahimana(BDI) 🇧🇮


1/23~1/29
ITF $25K Monastir(TUN)
☆シングルス
本戦1R 57/16 Prisk Madelyn Nugaroho (INA) 🇮🇩