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2021.04.09

ITF$60K Bellinzona 🇨🇭

☆ シングルス
予選1R 16/64/10-7 Paula Omaechea(ARG) 🇦🇷 WIN
予選決勝 36/06 Camilla Rosatello(ITA) 🇮🇹 Lost

ITF$60Kとグレードが高く、ましてや、このコロナ禍の状況では、上位選手も予選からのスタートになります。
初戦のP. Omaechea(ARG) 🇦🇷選手は、キャリアハイランキング59位、去年9月のWTA.Plague125Kで、S.Errani選手との凄いファイト、素晴らしいプレーで、印象に強く残った選手です。
非常に楽しみでもあり、前夜にイメージをかなり深めて臨みました。
1stセットは、やや空回りか、最初ラリーも短かったのですが、後半、長いラリーをこなしたことが、次のセットに繋がったかと思います。
2ndセット、1ゲーム目に非常に集中して入ったこと。相手サービスを15;40から絶妙なドロップでブレーク。このまま、サービスゲームで2ポイント連取して、波に乗れるか、と思いましたが、やはり簡単にはいかないのがテニスです。
4回のデュースの末、落とし11。
それからはお互いにサービスキープで、追いかける展開になりました。
34で迎えた第8ゲームからの11ポイント連取は、相手のミスもありましたが、凄い集中力でした。
ただ、ここでセットポイント3本ありながら、デュース。
相手のブレークポイントから、3ポイント連続して、相手のミスを引き出したラリーは、クレーならではの見どころだったと思います。
ファイナルセットは10ポイントのスーパータイブレーク。
ITFでは、グレードが高くても、予選はファイナルセットスーパータイブレークとなります。
最初に流れを掴み、追いつかれそうになって、また離す、といった展開でした。
通常の3セットマッチでは、また違った流れになったか,とも思います。

テニスは、本当に、どのポイントで流れが来るか…ポイントを多くとっても、ゲームが取れなければ、セットが取れなければ、負けにつながります。
予選決勝は、まさにそんな試合となりました。

ベリンツォーナは、手ごたえと悔しさ、さまざまな感情が入り混じった大会となりました。

初めてのスイス。ベリンツォーナの皆様に、プレーを観ていただけたのは、嬉しい限りです。

大会の模様は、こちらでご覧いただけます。(翻訳も可能です)
4/5のプレー写真では、Nagiも紹介いただいております。

https://www.tcbellinzona.ch/itf-2021-media-2/#domenica-04



次週は、ポルトガル🇵🇹、Oeiras Ladies Open まずは$60Kの予選にチャレンジします。

ヨーロッパの選手達、スタッフの方々にも、覚えていただきながら、コートで躍動していきたいと思います。


(Mayumi.H)